体調不良を言い訳にはしません。遼クンは「全力モード」を誓った。
男子プロゴルフの今季国内メジャー第2戦「UBS日本ツアー選手権」が、3日から4日間、茨城・宍戸ヒルズCC西C(7280ヤード、パー71)で開催される。1日に風邪を悪化させた石川遼(16)=パナソニック=は2日の最終調整を6ホールにとどめたが「体調(不良)を言い訳にはしません」と全力で臨む。
遼クンは最終調整を6ホールにとどめた。つまり、万全の体調とはいえない。それでも健気に胸を張った。
「大丈夫です! だるさもないし、不利なことはありません。体はベストな状態に戻っています。体調(不良)を言い訳にはしません」
今週は月曜日(6月30日)から風邪気味だった。1日のプロアマ戦は鼻水をすすりながら18ホールを“完走”したが、ホールアウト後は病院に直行したほどで、本番出場が危ぶまれていた。しかし、16歳の回復力は驚異的だ。
「詳しい診断はわかりませんが、たいしたことはありません。『安静にしてください』と言われました」
食欲は旺盛で、前夜の夕食はカツ丼と空揚げをペロリ。飲み薬を服用して午後7時に就寝した。約11時間の熟睡で、前日は37度だった熱が、この朝は35.6度に下がっていた。
さあ、本番! まずは予選ラウンドで同組となった同い年の盧承烈(ノ・スンヨル)=韓国、17歳=との“日韓王子対決”だ。「もちろん、覚えています。最後にボギーをたたいて負けました。悔しくて泣きましたね。今回はライバル意識を持ってプレーします」。
中学2年だった06年の『日韓対抗中学・高校選手権』で盧と直接対決。17番を終えてイーブンだったが、最終ホールで不覚をとった。しかし、その雪辱だけが目標ではない。
「このコースは本当にうまい人が上位に行くと思います。調子がいいだけでは4日間、持ちませんからね」
目指すは国内メジャー初の予選通過。そして、上位進出−。体調不良を克服して大一番に挑む。
[7月3日 8時2分 更新 サンケイスポーツ より ]
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