女子ゴルフの上田桃子(21=ソニー)が新人王獲得を宣言した。SBSオープン、フィールズ・オープンと2試合を戦ったハワイを24日に出発。成田経由で、米女子ゴルフツアー3戦目となるHSBC女子選手権(28日開幕)が行われるシンガポールに移動した。過去に日本人では小林浩美しか手にしていないルーキー・オブ・ザ・イヤー。高額賞金大会で、来季シード権とともに新人王も引き寄せる。
開幕2試合で得た自信は大きかった。上田はSBSオープンでA・ソレンスタムと最終組で優勝争いをして5位。フィールズ・オープンでは2日目まで優勝したP・クリーマーと回った。「2人を見て勉強になった。でも、逆に勝てないかと言われるとそんなことはない。勝てると思う」。米ツアーのレベルを肌で感じ、あらためて戦えることを確信した。
2試合を通して今季の目標も明確に定まった。「新人王のタイトルを獲りたい。獲った人はみんな凄い。今年しか獲れないし、狙っていきたい」。米女子ツアーで日本人が獲得したのは90年の小林浩美だけ。06年の宮里藍も手にできなかった。A・ソレンスタム、L・オチョア、P・クリーマーら、過去の新人王と同じ道を歩む考えだ。
HSBC女子選手権は来季のシード権の面でも重要な意味を持つ。高額賞金大会のため「シードを決められるくらいに頑張る」と意気込む。優勝なら即シード権獲得だが、そうでなくてもシード当確の可能性がある。昨季のシード権ラインの90位の賞金額は9万1595ドル。上田はすでに2試合で5万1414ドルを得ており、10位(4万219ドル)以上で昨年のラインを超える。
上田はHSBC女子選手権後に一時帰国し、国内ツアー開幕戦に出場する。日米両ツアーでの活躍を目指す今季。そのためにも、早めに来季の米ツアーのシード権を獲得し、余裕をもって日本に凱旋するつもりだ。
( 2月26日 7時7分 スポーツニッポン より)
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